2010年9月7日

忘れること、覚える事。

馬は、幼稚園児と同じ位の知能を持っているといわれていますよね。

なので、良い事も悪い事もすぐに覚えてしまうのですよ。

例えば、パディーでは初心者の方が沢山外乗に来てくれますが

外に行った時、馬の御馳走である草がやたらと生えていて

馬たちにしてみれば御馳走を目の前にして食べられない状態。

でもね、ちょっと食べちゃおっかな―。

って思っちゃう馬もいて、食べさせちゃうとあー、これ食べて良かったんだー。

知らなかった―。これからは、外乗いったらムシャムシャ食べちゃお―っと。うきうき

となるのだ。

もちろん、初心者のお客様は、そんな馬達の心情など分かるはずもなく、

食べられてしまうのは、仕方のない事。加減だって分かりませんしね―。

でもねー、どんなに初心者の方でも食べさせちゃーダメよ。

っていうと、はい!隊ちょー!って感じで思いっきり気合入れて食べさせない方も

中にはいらっしゃるのね。

そうすると、不思議と馬達もあー、この人ダメって言ってるし―。

今日は食べられない日なのか~。ってなるの。

もう、何年も前の事。

ある乗馬クラブで、アメリカからトレーナーが来てね、

クリニックをしてくれたの。

その時、自馬を持ってきてた方がいてね、

つなぎ場で、その馬すべって転んじゃったのね。

そしたら、その子は次の日からそこのつなぎ場に入りたくないよー。

だって、嫌な場所なんだもーん!

って、絶対に彼の気持ちは変わらないの。

それだけ、記憶してるのねー。

だからね、良い事も、悪いことも全部覚えちゃうんだよ―。

おととい、アリ―をラウンドペンで回した時最初はボケボケだったの。

へ?仕事?みたいな。でね、想い出してもらったの。

ラウンドペンはお仕事の第一歩でしょ?

って。

乗馬クラブオーナーブログ
そして、今日いれたらね。

あっっ!この感じはお仕事場だった。

ってサクサク動くんだよ―。

私は思わずにやけた。

覚えてたんだねー。

よしよし・・・

そうやって、想い出してお仕事お仕事。

がんばった後は、あまりの上出来に今日はここまで。

って、お仕事の時間短くフィニッシュ。

こういう、馬との交流があるからたのしくて

やめられまへん。