2011年2月4日

上達の近道

今をさかのぼる事、20年ほど前。

ジョン・ウェインの映画好きだった今は亡き夫が、ウエスタン乗馬を始めるにあたって

アメリカ人のジャッジに来てもらい、パディーで初めて競技会をしたの。

その時来てくれたジャッジのランチに彼が行き、ウエスタンを習ってきたのだけど、

そのジャッジはカッティングホース(牛を使う競技ね)のトレーナーもしていて、敷地で牛を飼っていたんだ。

で、牛を丘から降ろしてくるからお前は麓で待っていろ。(でも敷地内・おそるべし!)

と、言われたらしい。

後ろに夕日を背負い、丘から牛を追いながら下ろしてくるジャッジを見ながら、馬にまたがって待っているだけの自分を、彼は今の自分ってソートーカッコええナーと思ったんだって。

日本で留守番していた私に電話をかけてきたときに、開口一番彼が言った事は

お前、凄くいいんだよー。

えー???なにがいいの?と私。

何がいいって?兎に角いいんだよ。次はお前も絶対連れてきてあげるから。

と言っておりました。

ウエスタン映画の中のワンシーンに自分がいるかの様な錯覚もあったとは思いますが

なにがカルチャーショックだったかといいますと、そこには小さなお嬢さんがいて彼女も馬好き。

若干6歳ほどの彼女が乗り終わった後に、自分の馬のしっぽをヒョイと持ち上げ、ホースでお尻にジャーッっと

水をかけて洗い出したんだそうです。

微動だにせず、それをさせている馬をみて彼は相当カルチャーショックだったらしいのです。

当時の日本は、ブリティッシュ乗馬が主流で(今もナオかな?)馬の後ろには回ってはいけない。

というのが定説でしたので、どちらかというと人が馬に気づかっている時代でした。

でも、本当はそうじゃなく馬が人を気遣はなくてはいけない。という事を身を持って知った体験だったのだな。

なので、彼は勉強したの。少しずつだけど彼なりに、とても。

今は、幸いな事にTトレーナーがいてまだまだ分からないことや知らない事を直にすぐ教えてもらえるでしょ?

もちろん、知る事はTトレーナーからだけではなく、もっといろんな事知っている人もいるし

Tトレーナー自身も今でも自分は上手な人から教わっているって言っている位だけど、知ってる人にダイレクトに教えてもらうって、上達の近道だと思った今日なのでした。

何故かというと、また明日音譜